皆様如何お過ごしでしょうか?
近頃は寒暖の差が激しく、周囲でも
体調管理が難しいとの声を多く聴いております。
約1ヶ月前を振り返ると、酷暑に加えて
新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点より
マスクを着用しての作業が連日続くために
熱中症(9月に入っても)に注意しながら、望んでいた
ように記憶しておりました。
季節の変わり目は台風や気圧の変化などで
体調を崩す方が本当に多い時期であります。
くれぐれもご留意いただき、毎日お過ごし頂きますよう
スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。
最近では、有名人をはじめとした相次ぐ自殺という悲しい
報道がメディアで掲載(放映)される機会を目にします。
そこで今回は、メンタルヘルスの観点(視点)より
整理は有用ではないか?というお話をさせて頂きます。
*写真は昨年のものとなります
(現在は感染拡大防止対策を実施して整理・作業実施しております)
私は整理がメンタルヘルスに良いのか考えた
なぜ整理がメンタルヘルスに良いのかの前提(仮説)に
以下のような話を聞いたことはありませんか?
・落書きが多いところでは強盗や放火などの
落書きとは無関係に思える重大犯罪が増える。
・窓の割られた車を街に一台放置しておくと
その近隣では、急激に凶悪犯罪が増える。
こういった悪の連鎖現象を
ブロークン・ウインドウズ(割れ窓)現象と呼ぶそうで
原因としては落書きなどの小さな乱れがいつまでも
放置されていること。またこういったものが
目に入ることによる小さなストレスが長く続く状況は
短く強いストレスにさらされるより
場合によってはダメージが大きく、精神的な負荷により
精神が荒み犯罪に至ると考えられているそうです。
実際、海外ではニューヨーク・国内では北海道札幌の歓楽街すすきので、
ブロークン・ウィンドウズ(割れ窓や、落書き、駐車違反など)撲滅の
取り組みを行ったところ、犯罪の発生率が下がったそうです。
○悪いものはすぐ目の前から消す。
○汚いものは目に触れさせない。
単純明快ですが、メンタルヘルスにとってこの現象の
示唆するところの大きさがわかります。
さて話は戻りますが
皆様にも整理すると、心がスッキリした経験はないでしょうか?
スッキリしたということは逆を言えば、それまで部屋が散らかっていたことで、
気付かない内にストレスを感じていたということ。
ブロークン・ウィンドウズと同じように散らかった部屋にいることは
小さなストレスを継続的に受けている状態と言えるかもしれません。
犯罪に至るほどではなくとも
気づかないうちに心が荒んでしまうのは
十分にあり得るのかなと思いますし
逆に言えば整理することで、(散らかった部屋から受ける)
ストレス状態からは抜け出せるということかと思います。
*写真は昨年のものとなります
(現在は感染拡大防止対策を実施して整理・作業実施しております)
私たちが向き合うことは・・・・
先ほど、部屋が片付いていないことが
心の健康に良くないことをお話しさせていただきました。
しかし、メンタルヘルスが悪化すると
部屋が散らかっている
↓
メンタルヘルス悪化(マイナス思考に陥る可能性有)
↓
何もしたくない(行動・判断能力が鈍る)
↓
生活環境が悪化(部屋が散らかり続ける)
といった負の連鎖に陥っていく可能性があるかと仮定しました。
私たちが寄り添い・向き合う=使命として考えることは
少しでも、心が弱っているかたのお話をうかがいます。
様々な要因で整理が困難になっているその様子に向き合い
皆様が少しでも心の健康に向かうお手伝いができればと思います。
ブログの最後に・・・・・
今回のブログは岡崎が担当させて頂きました。
自分自身の命を絶ってしまうことはとても悲しいことです。
自暴自棄や解決困難の山積している際は、
感じることが難しいかもしれませんが
みんな誰かの大切な人(存在)であり、
辛いことや悲しいこともあるかと思いますが
生きてて良かったともう少しと思える(考える)
日が来ると信じています。
私が、自分で命を絶ってしまう方が減ることを願ってやみません。
私も身近な人の些細な変化や言動に気づけるよう
留意し出来うることをしていきたいと改めて考えさせられました。
一連の報道や自ら命を落とす方が後を絶たない現状より
一般的にメンタルヘルスの視点で整理は有用と
されていますので今回はとりあげさせていただきました。
散らかっていても意に介さない人もいるかと思いますが、
少しずつ少しずつの積み重なったものが
自ら命を絶つという決断につながるという話を聞いたことがあります。
最近、精神的に参っているな。部屋も散らかっているな、と
感じている方がいらっしゃったら、気軽な気持ちより整理を
始めてみては如何でしょうか?
このブログや私たちの存在が何かの役に立てる
または何かのきっかけとなれば幸いです。ご覧頂きありがとうございました。
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